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ニューエイジムーブメント
 地球は自転の関係で、微妙に軌道がずれていきます。これを歳差運動と言います。
 この歳差運動の影響でちょっとずつ、毎年春分点と秋分点が西にずれていきます。その結果、歳差運動のせいで、春分点がうお座から、みずがめ座に遷ったのです。こういった天体上の変化は約2000年に1回のペースで起こります。
 1970年代頃からニューエイジムーブメントが叫ばれましたが、それはこの2000年に1回の天体現象の影響からなのでした。
 英国出身の世界最大の魔術師アレイスター・クロウリーは、このみずがめ座の時代をホルスのアイオーンと名付けました。
 今から2000年前というと、察しの良い方は、キリストを思い浮かべますが、実は、うお座とはキリスト教の象徴なのです。キリスト教の時代から、みずがめ座即ち個人が霊感を神から直接受ける時代になったと、隠秘学者達は理解したわけです。
 うお座の時代はキリスト教会や宗教の時代でした。教会や寺院から教えが人々に伝えられました。
 ところが、みずがめ座の時代になると、個人が神の啓示を受けるようになりました。軌を一にして、近年のオカルト界はチャネリングや、鎮魂帰神法などのような、個人が直接霊感を受ける時代になりました。また、レイキや気功などのように、個人が癒しを行う時代に突入したわけです。
 宗教はこの時代、力を失います。
 しかし、悪弊もあります。キリストの時代は教会や寺院が教えを独占していたので、自称教祖や自称霊能者は影を潜めておりましたけれど、みずがめ座の時代には、これが続出します。個人が教祖になり一人一教団のような状況を呈するわけです。霊感詐欺などもひどくなる時代に突入したわけです。
 このような時代だからこそ、霊感詐欺などに騙されない目を養っていきたいものです。
2019/4/14